月下凡人

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BanG Dream! 5th☆LIVE Poppin’Party HAPPY PARTY 2018! 感想

二日間の疲労が痛みとなって身体を襲っていますが

これはどこか心地よい痛み

”忘れないで”と訴えかける痛み・・・

 

5/12に幕張メッセ国際展示場1~3ホールで行われた

BanG Dream! 5th☆LIVE Poppin’Party HAPPY PARTY 2018!

に参加してきたのでその感想を書きたいと思います

 

久々のワンマンライブ

バンドリ!としては年明けのガルパライブ以来ですが、

ポピパとしては昨年夏の武道館以来のワンマンライブ。

否が応でも期待が高まります。

 

武道館→ファンミ→ガルパライブと

色々な場所、色々な視点でパフォーマンスを見せてもらっているので

ここで改めてじっくりと見られるのは非常に楽しみでした。

 

今回の座席は

ステージからは少し離れたやや左よりのほぼセンターでした。

恐らく機材エリアのすぐ隣の位置でした。

表情を視認できるような位置ではありませんでしたが

身体のアクション等はちゃんと見え、ステージ全体を見られるいい席だったと思います。

横が通路で、エリアの前から3列目だったので前も通路が近く、

視界も悪くはありませんでした。

 

また、バンドリ!では初めての左サイドだったので

これははっしーのドラムが良く見えるのでは?と思いましたが

実際にはドラムセットであまり見えず、

逆側からクロスに見た方が見易い、という事が解りましたw

 

また、懸念のあった音響ですが

かなり頑張ったのだろう、とは感じました。

しかし、やはり”良い”とは言えませんでした。

それでもガルパライブよりは良かった気がしますし

思っていたよりは良かったと思います。

気になったのはマイクで

メンバーによっては歌唱を拾い切れてない部分があり、そこが少しの不満点でした。

 

逆に言うとそこにしか不満はありませんでした

 

前置きはこの辺りにして、セットリストに沿った感想を書いて行きます。

 

何が出て来ても驚かないOP

驚かない、というのは

新鮮味がない、使い古された、予想の範疇である

という意味ではなく

期待は必ず裏切られる、予想は必ず越えて来られる

という意味であり

それは選曲に限った話ではなく見せ方としてもそうなのです。

 

例えばいきなりバラードで始まる

アカペラで始まる

アコースティックで始まる

どんな物が飛び出してきてもこのバンドなら大丈夫と思える

そんなある種の信頼感のような物があります。

 

いきなり脱線してしまいましたが

本編の前に少しだけTHE THIRD(仮)のオープニングアクトの話を。

 

1日目は途中からしか聴けなかったのですが

 

えがおのオーケストラっ!

Don't be afraid!

R.I.O.T

 

でしっかりと場を温めてくれました

特にオリジナル曲のカッコ良さと言ったらもう。

特に小原莉子さんのギターがめちゃくちゃカッコよくて大好きです。

彼女達のステージ後、間を置かずにすぐに本編突入した辺りも評価できると思います。

 

1.ティアドロップス

この日の始まりは『ティアドロップス』。

いきなりクライマックスと言っていい程の曲で始まりました。

今日もさえチのギターが唸っていました。

あいみんの歌もバッチリ来てました。

 

 

2.走り始めたばかりのキミに

今までのセトリを眺めていたらこの曲を生でこう聞くのは初めてだったようです。

外聞いていたように思うのはそれだけ色々な物を

繰り返し見てきたって事なのかもしれません。

 

 アニメメドレー

3.私の心はチョココロネ

4.STAR BEAT!~ホシノコドウ~

5.前へススメ!

6.夢みるSunflower

 

長めのメドレーでしっかりと聴かせてくれました。

前へススメ!』は特にはっしーの歌唱部分が大好きなので

そこもしっかりとやってくれたのは嬉しかったです。

しかし、2番の方が比較にならないほどエモいので欲を言えばw

これはまたどこかで次の機会に。

 

バンド強化大作戦!?

幕間映像の話をまとめて。

ポピパの特訓で個々への指令的な物でした。

 

さえチは度胸を付けるために色々な場所で弾き語りでした。

曲は『Time Lapse』。

最後の想い出の場所での弾き語りでは思わぬ人物に会う事になり・・・

曲が終わるやいなや泣きだしてしまうさえチでした。

 

りみりんは殺陣。

トンファーや模造刀で立ち回っていましたがサマになっていました。

色々な経験が活きていますし、これからも活きて行く事になるのでしょう。

楽器演奏にどの程度影響があるのかに関しては少々懐疑的ではありますがw

 

はっしーは筋トレ。

あの逞しい筋肉がドラムプレイを支えているのだな~と。

かなりキツそうでした。

 

彩沙さんはダンス。

あれを一時間でやってしまうのはすごいと思ったのですが

それ以上に先生のキャラが濃すぎてそっちの印象が強いですw

ダンスに磨きが掛かったダンシングキーボ―ディストに大期待です。

 

そしてあいみんはスター性でしたが

茶番・・・?を何個も繰り返しつつ

最後はメンバーからの手紙で大事な物に気が付くという物でした。

メンバーからの手紙、そして見ていても解りますが

あいみんはすぐに背負い込んでしまう性格のようで。

あいみんの代わりはできないけれど、荷物は一緒に背負って支えたい

言葉は違えどメンバーのそういうの気持ちが伝わって来て感動的でした。

 

ポピパの絆は私が思っている以上に深いのかもしれません。

 

恒例となったアコースティックコーナー

恒例となっているこのコーナーですが

同じようなものが出てこない辺りに引き出しの多さを感じます。

見せ方にしても演奏にしても。

 

 

7.Time Lapse あいみん、さえチ

ギター二人での情熱的な『Time Lapse』。

通常版もカッコいいのですが、さえチの歌声の多い『Time Lapse』もすごく良かったです。

おたえカバーVer.も聴いてみたいな~と思いました。

 

また、これは今までのカバーもそうなのですが

ライブで盛り上がる事間違いなしの曲を敢えてこの形で演るのは

本当に贅沢な事でして。

それにしっかり応える観客も信用できますし、

これが観客とステージの本来の姿だと思っています。

 

 

8.Yes! BanG_Dream! りみりん、はっしー、彩沙さん

この曲ってもうこっちが本来の形なのでは、と思う位ですw

それでも、やっぱり今まで披露されたどの『Yes! BanG_Dream!』とは違っていて

可愛さという物はしっかりと出ていました。

こういう構成も新鮮でいい物です。

そしてタンバリン破壊女王はっしー

 

9.STAR BEAT!~ホシノコドウ~

このコーナーの最後はスタビ。

あれ?さっきも聴いたような、というのは私の聞き間違えでは無かったようです。

演れない曲もある中、Ver.違いを仕込んでくるのも実にニクイです。

スタビもこっちが本来の~と思う位に馴染んでいました。

 

 

単にアコースティックという形に落とし込むだけでは無くて

実に味のある物に仕上げてきてくれるのは聴く方としてすごく幸せな事です。

 

怒涛の後半戦へ ~Early summer~

10.キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~

もうここで飛び出してしまうのか!と思うほど意外でした。

いつも通り手を左右に振るサビは最高の一体感を味わえます。

おたえパート(誰にだって負けない この気持ちを)が本当に好きなので

いつもここだけは凝視して聴き入ってしまいます。

2番の同様の有咲パートも好きなのできっとここのメロディーが好きなのかもしれません。

また、この曲を聴くと武道館を思い出してしまいます。

 

11.夏空 SUN! SUN! SEVEN!

夏と呼ぶにはまだ早く、初夏と言えるこの時期ですが

一足早くポピパによって夏が届けられました。

この日、世界で一番熱い場所だったここにはピッタリでした。

聴いていて楽しくて、手拍子をして更に楽しくて、一緒に歌って更に更に楽しくて。

前曲からの流れで盛り上がりは最高潮になっていました。

 

特訓映像をなぞった演出も見事でしたが

あまりに気持ちが高まっていたので、彩沙さんのは見逃しましたw

 

 

12.八月のif

これもあの八月を思い出す名曲です。

ただ、この日はもっと普通の一曲として。

あいみんの歌はもちろんの事、はっしーの歌をじっくり聴けるのがやっぱり嬉しいです。

この日はしっとりしすぎないしっとり感で

それはきっとこの位置に配置されたが故だと感じました。

 

 

13.夏のドーン!

聴きたかった曲だったのですが、これをもやってくれるとは完全に不意打ちでした。

生で聴くとCD以上にお祭り騒ぎな曲です。

更にタオル曲になってしまったら盛り上がらない訳がありません。

季節が入っているのが勿体ないとさえ感じてしまいますが

やっぱり夏に聴きたいと思える曲、という意味では正しいのかもしれません。

 

14.CiRCLING

えっ、もう??と思う本編の最後は『CiRCLING』。

正直に告白しますと、この曲のCDの入手が遅れた為、全然聴けていませんでした。

サビのメロディーはなんとなく解りますがそれ以外はほぼ解らない状態。

いや、新曲ってのはそれでいいんですよ(3月発売)

それもあって未知の音を聞くように楽しめました。

みんなで輪を作るのって楽しいですね。

そして、音楽の力を信じたくなります。

Happyというかpeaceというか、ポピパらしさ全開の曲でした。

 

HappyなPartyの終わり

映像から(あいみんの特訓が残っていたので続きがあるのも織り込み済み)

アンコールに繋がる演出、武道館の時もですが嫌いじゃないですよ!

 

EN1.Light Delight

深いな、って曲をここに持って来られるのもやっぱりこのバンドの強みでしょうか。

『CiRCLING』のCD入手が遅れたという事は必然的にこの曲もほぼ知らない状態だった訳です。

しっかり歌詞を噛みしめて聴き直したいと思った曲でした。

 

EN2.Happy Happy Party!

ライブの最後に相応しい、まだやっていない曲と言えば『ときめきエクスペリエンス』だと思っていたのですが

その予想は見事に裏切られました。

そうですよね、Happyという表題があったのですよね!

ここでやっと気が付かされましたw

いや、終わった時にHappyを感じられるライブって最高じゃないですか。

風船が落ちて来る演出も楽しかったですし、ポピパってバンドらしい気がしました。

 

総括的な物 ~本物のバンド、本物のライブ~

アニメから続いたバンドリ!の集大成的なものだった武道館ライブで

第一章、いや第二章?は一旦finalを迎えた訳で

そこからまた始まる物語としてのこの5thライブは

そこからの脱却を目指しつつ

コンセプトや願いに沿った物になっていた印象が強かったように思います。

 

ポピパ単独ではない場所では『ときめきエクスペリエンス』という対外的に強力な曲を中心に披露しつつ

単独では極力アニメ色を弱めて、挑戦的なセットリストやアレンジを加えて勝負をして来ていましたが

そこには楽しんでもらおうというメンバーと作り手の気持ちが表れていると思いましたし

やりたい事をしようという気持ちも伝わってきました。

 

個人的にはときエクは勿論、

まだ披露されていない早く聴きたい曲『クリスマスのうた』や

一番大好きな楽曲『1000回潤んだ空』、

ライブでの完成度の高かったように感じた『B.O.F』

が無かった事に残念な気持ちがない訳ではないのですが、

それらは決してマイナス点にはなりません。

次、どこでどんな風に聴かせてくれるのだろうか??

そんな楽しみと期待感が高まってきますし、次もまた絶対に行きたいと思う

原動力になっています。

 

そして、回を重ねる毎に成長や進化が感じられて

ライブはこうであって欲しい、

と思う部分もちゃんとカバーしてくれるのでその点でも安心できます。

 

また、ライブのチケットというものは決して安い物ではありませんが

ポピパのライブには高いお金を払うだけの価値が十二分にあります。

満足感が非常に大きいライブです。

今、「面白い物がないか?」と聞いてくる人がいたら薦めたいのは、

間違いなくポピパのライブです。

かわいい女の子がなんとなくバンドしてるだけでしょ?

アニメの一環でやってるバンドごっこでしょ?

そんな評価はライブを見ただけで簡単に覆ります。

だって、そこには本物のライブがあるのですから。

 

ポピパがフジロックサマソニに出演する未来。

それも完全には否定できない。

そんな気がしています。

 

Happyな時間をくれたポピパメンバーとスタッフさんと

ファンの方々に感謝を。

また、最高の時間をいつの日にか。

 

 

書き忘れそうになりましたが

位置的にりみりんのプレイがよく見えました。

肩の動きが好きです。可愛い動きなのに妙にカッコいいんです。

 

 

Roseliaについてはきっとここまでは書けないとは思うのですが

あのライブを見てしまったからにはやはり何か書きたいとは思っています。